2007年12月12日
夢叶って。“大地の夢”も同時入荷です!
渡邊酒造場 “大地の夢” 1800ml : ¥3300
“大地の夢”は、芋の品種の名前。「南九州の大地に根ざし、人々の夢をかなえる」との願いが込められているとのこと。今回当店に初めて入荷したこちらは、“大地の夢”を原料に、渡邊酒造場さんの夢を込めて造られた焼酎です。
先にご紹介の“無濾過旭萬年”との違いは芋の品種のみ。使用した黒麹菌や醸造・蒸留の条件は同じとのことです。原料に由来する味の違いの面白さを、存分にお愉しみいただけます。
瓶の肩に張られているラベルを、じっくりと読みました。一家総出で栽培した“大地の夢”を用い、家族で造る焼酎。渡邊酒造場さんの四代目・幸一郎さんが綴る文章に、暖かい夢に溢れた蔵の風景を思います。文章の最後には『家族揃って芋を育て、焼酎を造ることができる喜びを、しっかりと噛みしめています』の一文。読んでいて、私も何だか嬉しくなりました。
この焼酎を当店で扱えることは、私にとっても夢でした。夢叶っての初入荷。私もまた、喜びをしっかりと噛みしめています。
From 甲子屋酒店 : 01:56 | コメント (2) | カテゴリー [ 焼 酎 ]
お待たせいたしました。“無濾過旭萬年”入荷です!
渡邊酒造場 無濾過 旭 萬年 1800ml : ¥3300
当ブログへのアクセスを解析しておりますと、こと渡邊酒造場さんの商品で検索されている方の多さに驚きます。最近のアクセスログを見るに、『そろそろじゃないか…』とご期待くださっているお客様も多いのではないかと。というわけで、お待たせいたしました!今季も入荷です。
蒸留された焼酎は、一時をタンクで過ごします。蒸留直後は原料に由来する「フーゼル油」と呼ばれる成分が多く、それを液面に浮かせてから濾過して出荷というプロセスが通常。ですが、こちらは無濾過。液面に浮いたフーゼル油を丁寧に掬っただけです。よって、濁り気味。その濁り方が、また美味しそうです。
嗅ぐと、芋のふくよかな香りと、先述の油分の香り。そして、芳ばしさが漂います。口に含むと、その特徴は一層顕著です。蒸留したてのような風味。かつて石垣島で泡盛の蒸留したてを呑ませていただいたことがありますが、それにも共通する蒸留酒特有の油っぽさと芳ばしさを感じました。市販の商品でその風味を感じたのは、もちろん初めてです。感動しました。呑み込んでからも、喉から濃醇な香味が沸き上がってくるかのよう。
アルコール度数は28度。若干高めではありますが、この焼酎の持つポテンシャルを最も愉しめる呑み方はロックでもお湯割りでもなく、ストレートだと個人的には感じます。小振りの酒器でチビリチビリ…延々と、ゆっくり味わいたい焼酎です。
裏ラベルには今年も四代目、渡邊幸一郎さん監修の解説があります。その一節、「濾過技術が発達していなかった昭和20年代の焼酎の色合いや風味を再現したい」との思いが、まさに具現化された1本だと感じました。私はその年代には生まれておりませんでしたし、「昔の焼酎はとても臭かった」という話しか聞いたことがありません。でも、今回この無濾過 旭 萬年を呑んで、「あぁ…こういう感じだったのかなぁ…」と、そこはかとなく感じました。正確には、昔の焼酎はもっと油分が多く、それが空気と触れて酸化することで「臭かった」ようです。また、幸一郎さんによると「昔の焼酎はもっと、凄く臭かったですよ」とのこと。さぞや臭かったことでしょう。※当商品に含まれる油分も空気に触れれば酸化しますので、なるべく早く呑み切っていただくことをお薦めいたします。
From 甲子屋酒店 : 01:23 | コメント (1) | カテゴリー [ 焼 酎 ]
2007年12月11日
お世話になったあの方に。そして自分にも。
いよいよ師走も半ば。当店にお寄せいただく御歳暮のご注文もピークを迎えております。例年この時期には各蔵元さんから最高級酒が数多く入荷して参りますので、今回はその一部を一覧にしてご紹介いたします。
お世話になったあの方には勿論、自分の年越しのためにも「取っておき」の1本を。
宮尾酒造 〆張鶴 大吟醸金ラベル 720ml : ¥3880 1800ml : ¥8660
今季から本格的に入荷するようになった宮尾酒造さんの最高峰。仕込まれた最高級大吟醸のうち、最も出来が良いと判断されたものに冠される「金ラベル」はまさに絶品です。
宮尾酒造 〆張鶴 大吟醸銀ラベル 720ml : ¥3040
同じく宮尾酒造さんから入荷済み。惜しくも「金ラベル」にはならなくとも、こちらも最高級大吟醸。いや、この「銀ラベル」も相当に美味しいです。呑んで納得の仕上がり。
大信州酒造 秘伝大吟醸「香月(こうづき)」 720ml : ¥5250
今回初めて入荷いたしました大信州酒造さんの最高峰。鑑評会出品酒の2年冷温熟成酒です。その練れた味わいと落ち着いた旨味、そして上品さは凄い。やはりこの値段ならではの「味」があります。
大信州酒造 大信州「金乃滴」大吟醸 720ml : ¥3150
ゴージャスな金の装飾にお正月気分も盛り上がります。瓶熟成された大吟醸は柔らかく、大信州酒造さんらしい味の膨らみと調和してスーっと入っていきます。
諸橋酒造 越乃景虎 斗瓶取り大吟醸 雫酒の芯 杜氏選抜の酒
720ml : ¥5250 1800ml : ¥10500
諸橋酒造さんの通年商品である「大吟醸雫酒」や「純米大吟醸雫酒」とはまた違った威光を放つ最高級大吟醸。何せ「芯」ですから。杜氏さんが「これぞ」と選んだ自慢の1本です。
吉乃川酒造 極上吉乃川 越淡麗 大吟醸 1800ml : ¥10500
新潟県で最近良く使われるようになった酒造好適米「越淡麗」を使用した大吟醸。淡麗さの中にも華やかさと旨味を伴っています。桐箱に収まって風格もタップリ。
この他にも、様々な商品を取り揃えております。勿論、発送も承っておりますのでお申し付けください。
From 甲子屋酒店 : 23:41 | コメント (0) | カテゴリー [ 日本酒 ]
2007年12月07日
妖艶に舞う“にごり”に夢を見る:越乃景虎・にごり酒
越乃景虎 にごり酒 720ml : ¥1260 1800ml : ¥2625
続きまして、同じく諸橋酒造さんからの今期初にごり酒。画像では判りにくいのですが、ラベル上端のやや上まで特濃なにごり成分が降り積もっております。その妖艶に舞う様は、まさにパウダースノー。いかにも美味しそうでございます。
瓶をゆっくりと揺り動かすと、降り積もったにごり成分が満遍なく混ざります。瓶からお猪口に注ぐときの、その流れる様もまた「濃さ」を漂わせる風合いです。しかしながら、口に含むとまとわりつくような濃さはあまり感じないのが不思議。何を食べるのかによっても左右されるのでしょう。特に鍋物や出汁の入った物を肴に呑むと、口ににごりが残らず意外なほどに呑めてしまいます。
ラベルに描かれた、囲炉裏に掛かる鍋の図。こういうシチュエーションで呑めたらまさに最高です。
…囲炉裏、好いですよね。囲炉裏端は暖かいけれど、ちょっと離れると寒い。だから皆、囲炉裏に集まる。そこで煮炊きをして、それを肴にお酒を呑む。皆がいるからお酒も進む。私も数回しか経験したことがありませんが、このラベルを見るたびにその時の楽しさが蘇ります…。年末ジャンボが当たったら、囲炉裏付きの家を雪深い場所に建てようかと思う今日この頃です。
From 甲子屋酒店 : 00:59 | コメント (2) | カテゴリー [ 日本酒 ]
2007年12月06日
柔らかくも濃厚な新酒:越乃景虎・純米しぼりたて
越乃景虎 純米しぼりたて 生原酒 720ml : ¥1365 1800ml : ¥2730
景虎梅酒でもご紹介の、新潟県長岡市(旧栃尾市)の諸橋酒造さんから入荷しました。
「しぼりたて新酒」の魅力は、迸るようなフレッシュ感と、若干の粗さを伴った旨味の広がりなのだと私は思います。特に純米酒特有の厚みのある旨味は堪りません。ただ、本当に旨いと思える新酒には、必ずと言っていいほどにその蔵が持つ柔らかさが内包されているように感じるものです。面白いのは、柔らかさ→旨さ→辛さ・粗さという味の変遷がそれぞれ違っていること。この商品に関して特筆すべきは、最初に感じる柔らかい部分の長さでもあります。
「日本百名水」にも選出されるほどの水質をもった「杜々の杜湧水」を仕込に用いることにより、「しぼりたて」としても頭一つ抜き出た口当たりの柔らかさを誇ります。最初、口に含んだときには柔らか味。その後、フワリと原酒独特の濃醇な広がりを感じます。アルコール度数も高い「原酒」ですが、純米酒なので醸造アルコールは不使用。醸造アルコール由来の重厚感とはまた違った味の厚みをご堪能いただけます。
本来の持ち味である「柔らかい淡麗辛口」としぼりたて生原酒ならではの芳醇さ加減。淡白からやや濃厚まで、お料理との相性もよろしいかと。香りが穏やかなので、「ぬる燗(40℃)」ぐらいで愉しむのもありです。
唯一今期の仕上がりで残念なのは、キャップ部分に被されていた紙製の装飾が無くなってしまったこと。因みに昨年までの商品の画像は↓。
好きだったんですよね。この「新酒」の気分を盛り立ててくれる「酒林」のイラストが。見比べてしまうと、瓶の首周りの寂しさが感じられてしまいます。ただキャップを捻って開栓するのではなく、装飾を剥ぎ取る儀式から始まるという「演出」が省略されてしまうのは正直に残念なこと。確かにお酒を造る上でも原油高騰の煽りがあるのは否めませんが、数十円の値上げで済むのであればこの「演出」は残して欲しかったなと。私個人的な意見ではそう思います。でも、呑むと美味しいです。これは間違いなく。
From 甲子屋酒店 : 22:40 | コメント (0) | カテゴリー [ 日本酒 ]
2007年12月03日
長い長い年月を経て…“かねやま1967”入荷いたしました。
山川酒造 “かねやま1967” シリアルナンバー 8 / 100 : ¥300,000
先日の予告通り、山川酒造さんの“かねやま1967”が入荷いたしました。市販される古酒としては最古級であり最高級。そして当店史上最高額の商品。入荷してからというもの、私ソワソワと落ち着きがありません。この商品を発注する際、半ば冗談で『せっかくだからシリアルナンバーは良い数字で』とお願いしたのですが、当店に到着したこちらは見事にシリアルナンバー「8 / 100」。とても良いですね。
ご覧の通り、桐箱に納められた荘厳な外見。題字は山川酒造さんのある沖縄県本部町出身の書家(篆刻家)である比嘉南牛氏によるもの。箱の前面を上へとスライドさせていくと…
「御開帳」となります。
沖縄特産の月桃紙に包まれたそれは、神聖な空気さえ漂わせます。薄っすらと透けて見えるラベルの題字も先述の比嘉南牛氏によるもの。周りに敷き詰められた布は、またも地元出身の若手染色家、知念正作氏により、蔵の地元特産の「琉球藍」で染色された「琉球藍型染」となっています。酒・書・染のアーティストによる夢の協演。まさに芸術品です。
残念ながら試飲が出来ませんので、詳しい味のインプレッションはお伝えできません。しかしながら、以前山川酒造さんにお邪魔したときに試飲させていただいた同年代の古酒の記憶が…。芳醇に広がるカカオのような甘い熟成香。少量を口に含んだだけで滑らかに広がる、何とも形容し難い濃密な旨味。とろけるように染み込んでいく余韻。それはそれは素晴しいものでした。その時は贅沢にも40年近い古酒と35年ほどの古酒とを呑み比べることもできました。それぞれを単独に味わうと、どちらも勿論素晴しい。でも呑み比べてみると、やはりより多くの年月を経た古酒の「凄さ」が解ったような気がしました。
初代が古酒を育て始めてから40年以上。現在、三代目となった山川酒造さんでは「100年古酒」を目指して今も脈々と熟成が続けられています。60年後には実現するであろう「100年古酒」。それまでの長い道程の半ばではありますが、こうして長い年月の賜物を味わえるのは本当に素晴しいこと。『古酒は沖縄の宝』という沖縄の文化や時間の流れ方にも、改めて尊敬の念を覚えます。
From 甲子屋酒店 : 23:56 | コメント (0) | トラックバック (0) | カテゴリー [ 泡 盛 ]
2007年11月30日
予告 : “かねやま1967”が入荷致します。
沖縄県本部町の山川酒造さんよりこの度発売される“かねやま1967”が当店にも入荷致します。その名の通り、1967年およびそれ以前に蒸留された泡盛の古酒(クース)です。今年で40年熟成(!)となるそれは、市販される泡盛古酒の中では最古級であり最高級。今回出荷は全国で100本のみです。
仕様はアルコール度数43%の720mlで、お値段は…30万円(税込)となります。
週明けの12月3日には店頭に並ぶ予定です。商品画像および詳細は入荷後に改めて当ブログにてご紹介するつもりです。ご予約も受付中ですが、本数が限られる為、先着順とさせていただきます。なお、当店では昨年発売された“かねやま1971”(シリアルナンバー 25 / 100 税込15万円)もストックがございます。
「我々にとって泡盛とはすなわち古酒。でもそれがあたりまえのことだと思っています」と、山川酒造さんは言います。貯蔵を経ていない泡盛が市場に求められ、それが飛ぶように売れても、どんなときも。欠かさずに、着々と古酒の貯蔵を重ねてきました。甕やタンクの増設も、幾度と無く重ねてきました。今でも、新たな古酒の貯蔵場所には頭を悩ませているそうです。「どんな時でもとにかく頑張って古酒=クースを寝かせておきなさい。いずれは古酒の時代になるから」との創業者の言葉を頑なに守り、今日まできました。「山川酒造の生業は古酒づくり」と言い切るほどの潔さ。「古酒のやまかわ」と謂われる所以です。
熟成を早める媚薬もなければ、タイムマシーンもありません。あるのはただ、時間だけ。ただそれだけ。
呑まれるときにも、是非、時間を掛けてゆっくりと嗜んでいただきたい。心からそう思います。アルコール度数は43%。願わくばストレートでお愉しみください。小振りな酒器に注いで、しばらく空気と触れ合わせてあげてください。時間が経つに遵って、徐々に香りが開いてきます。まるで花が開くかのように。山川酒造さんの古酒特有の、甘く馨しい香り。そして時間を掛けることでしか育まれない、えもいわれぬまろやかさ。それらが複雑に絡み合う、極上物です。
From 甲子屋酒店 : 23:55 | コメント (0) | カテゴリー [ 泡 盛 ]
猫また梅酒、再来!
千代むすび酒造 猫また梅酒 600ml : ¥1200 1800ml : ¥2500
暫く欠品しておりました「猫また梅酒」が再入荷。猫またの再来で当店梅酒コーナーもにぎやかになってきました。
「ゲゲゲの鬼太郎」でお馴染みの水木しげる氏の出身地、鳥取県境港市から参上の猫また。通年商品の米焼酎「猫また焼酎」も安定した人気をキープしておりますが、米焼酎だけではもの足らぬとみて梅酒をも漬け込んできます。ラベルに描かれた猫または目つきが悪いうえに人間を挑発するポーズをとっておりますが、意外と粋なことをします。ラベルの色も梅酒色。画像には写っておりませんが、ラベルの左隅には猫またの足跡マーク付き。ファニーです。憎めません。
原材料は「猫又焼酎」と梅、そして果糖。砂糖に替えて果糖を使用することでカロリーも控えめです。米焼酎ベースなだけにアルコール度数もやや高めの18%。ストレートで呑むと芳醇な味わいが広がり、ロックにしても薄まり過ぎることなく甘味・酸味の調和と余韻を愉しめます。
基本に忠実な味わいの梅酒だと感じます。これはベースとなる「猫また焼酎」の完成度の高さ故。透明瓶に湛えられた梅酒の色合いも非常にキレイで、ついつい手を伸ばしてしまいます。この時点で、猫またの挑発に乗ってますよ…。呑み過ぎにはお気を付けください。それこそヤツの思うツボ。キャップに貼られた厳封シールにもしっかりと書かれています。『猫又にたぶらかされてはなりませぬ』と。
From 甲子屋酒店 : 23:28 | コメント (0) | カテゴリー [ その他の取扱商品 ]
2007年11月29日
こちらも再入荷。越乃景虎梅酒。
越乃景虎 「梅酒」 720ml : ¥1365 1800ml : ¥2520
この時期のもう一つのお愉しみは梅酒。梅の実の収穫時期に合わせて漬け込まれた梅酒が出来上がり、出荷される頃です。その中でも「越乃景虎 梅酒」はスッキリとした味わいでご好評いただいているもの。今回の再入荷まで暫く時間が経ちましたが、相変わらずの人気です。
ベースとなるのは「越乃景虎 龍」。普通酒でありながら、出来の良さとコストパフォーマンスの高さ、そして特に今年の冬も燗上がりの良さで当店でも大ヒット中です。そもそも、諸橋酒造さんが用いる仕込み水は清冽な雪解け水が地層を潜って湧き出たもの。急峻な地形を経て湧き出る水は極度に柔らかく、ミネラル分も少ないいわゆる“超軟水”です。それを仕込みに用いること、本来ならば発酵の過程で栄養分となるミネラル分が少ないために難しい部分もあるのですが、それを以ってしてとても口当たりの柔らかい酒質へと仕上がってくるのがお見事。
そんな「龍」に梅を漬け込んで生み出されたのがこちらです。
諸橋酒造さんらしく、スッキリとした具合です。敢えてそのあたりも調整してきたのではないかと思います。色付きも薄く、梅の香りも控えめで、とにかくスッキリ。ベースとなる「龍」本来の酒質に梅の旨味・甘味・酸味が控えめながらも適度に調和した感じ。爽やかです。呑み込んだ後の余韻でほのかに「龍」の存在感を感じますが、冷やして、あるいはロックで呑むとスイスイと呑めます。当店の梅酒ラインナップの中でも、最も軽快にお愉しみいただけるかと。
From 甲子屋酒店 : 02:32 | コメント (2) | カテゴリー [ その他の取扱商品 ]
今年も「黒傳」の出番。
ひとり歩き 黒傳(こくでん) 1800ml : ¥2300
今期も既に入荷済み。冬季限定、黒麹バージョンの「ひとり歩き」です。相変わらず数量限定で、お客様の指名率も高い一本。
原料の芋は「ジョイホワイト」という品種。平成7年に九州沖縄農業研究センターで生まれた初の芋焼酎専用品種です。収穫量はやや少ないものの、でんぷんの含有量が多く、焼酎造りに適した特性を持っています。「ひとり歩き」は、このジョイホワイトを使用し、甕で仕込んだ焼酎として初めて商品化された先駆者的存在。冬季限定「黒傳」も『最初は試験的に造ってみた』とのことでしたが、今期もしっかりと商品化されてます。
今でもジョイホワイト使用の焼酎は圧倒的少数派ですが、そのなかで「ひとり歩き」は名実ともに代表格。黒麹版「黒傳」の登場で、その実力はより確固たるものになった。そう考えてもいいでしょう。
宮崎県日南市、県内唯一となった「土蔵造り」の蔵で仕込みを続ける古澤醸造さん。旧来の設備を上手に使い、新品種の芋、新商品にもチャレンジし続ける姿勢はご立派。恐らく、ジョイホワイトを使わせたら古澤さんの右に出る蔵は無いのでは…。
今期で3年目のシーズンとなりますが、認知度も年を経るごとに上昇中であることが酒屋として分かります。年に一度の商品であっても、継続して積み重ねていくことの大切さ。それが実を結んできています。
From 甲子屋酒店 : 02:18 | コメント (0) | カテゴリー [ 焼 酎 ]