2010年07月26日
越乃景虎 初呑切 特別本醸造
「夏のお酒」も出尽くして、この時期は新商品のご紹介が少なくなりがち。すいません私も夏バテです。食欲が落ちないのはありがたい限り。何故かというとお酒が旨いからでしょうか。日本酒はやはり食中酒で、呑んでいれば自然と食も進みます。この暑さも美酒とともに乗り切りたいところです。
今夏も入荷した「初呑切(はつのみきり)」。新潟県長岡市(旧栃尾市)の諸橋酒造さんからの定番です。冬場に醸され、貯蔵中のお酒の状態を初めてチェックする大切な作業を経て、選抜されたお酒がこの時期に出荷されます。
もともとの酒質の柔らかさに定評がある越乃景虎ですが、やはり貯蔵・熟成が加わることによる練れた感が確かにあります。『酒は黒子でいい。料理を引き立て美味しく食事できる酒のほうが良い』という理念に徹した仕上がりで、食が進むのです。
肩ラベルに「辛口の酒」とあるように、しっかりと辛くキレていく酒質です。今年は特にその辛さが鮮やかなように感じます。キリっと冷やしてスッと呑める。軽妙な仕上がりをご確認ください。
・720ml : ¥1370
・1800ml : ¥2730
・規格 : 特別本醸造
・原料米 : 五百万石・新潟県産米
・精米歩合 : 55%
・日本酒度 : +8
・アルコール度数 : 15%台
From 甲子屋・五代目 : 23:57 | コメント (0) | トラックバック (0) | カテゴリー [ 日本酒 ]
2010年07月07日
新政 佐藤卯兵衛 純米大吟醸原酒 生酒
秋田市の新政酒造さんから、今夏も「佐藤卯兵衛」さんがやって参りました。年に4回、それぞれの季節ごとに発売されるこのお酒は、新政酒造さんの礎を築いた五代目当主の名を冠した入魂モノです。
外観は昨年と同様ですが、中身はちょっと違います。秋田県産米の使用比率を高め、酵母は新政酒造さん発祥の独自酵母を使用。「秋田の新政」としてのアイデンティティをより高める年次改良は、素直に歓迎したいところです。手元にある資料を見ると、仕込みから仕上げまで、あらゆる部分に随分と手間が掛かっているのがわかります。
冬場に搾ってすぐに瓶詰めされたお酒なので、発酵の過程で生じた炭酸ガスが微かに溶け込んで残っているのが特徴。夏にはそのガスが粘膜を刺激して心地よく、軽やかに、また若干辛く感じます。その後には、冷蔵熟成によって丸みを帯びた旨味が長い余韻を伴って続きます。ちょっと濃い目です。
このお酒のコンセプトは、「夏に最適な酒質として醸しました」というのではなく、「こだわって醸したお酒の、四季折々の表情を味わってください」というもの。流行りに則した“夏らしさ”は前面に出ていないかもしれません。それでも、今の時点で味わえるこの香味はまさに今だけのもの。そもそも大切な当主の名を冠したお酒ですから、ブレずに堂々としたこの酒質はむしろ立派なものだと感じさせてくれます。
・720ml : ¥1890
・1800ml : ¥3780
・規格 : 純米大吟醸無濾過生原酒
・原料米 : 秋田県産「あきた酒こまち」・兵庫県産「山田錦」
・精米歩合 : 45%
・酵母 : 601号(自社酵母)
・アルコール度数 : 16.0%
・日本酒度 : +1.5
・酸度 : 1.3
・アミノ酸度 : 0.9
From 甲子屋・五代目 : 22:48 | コメント (0) | トラックバック (0) | カテゴリー [ 日本酒 ]
2010年07月01日
大信州 夏のさらさら純米大吟醸 生
「夏のお酒」が、年を追うごとに少しずつ盛り上がりを見せているのを体感しております。当ブログでも集中的にご紹介をしている最中です。そんな折、大信州酒造さんから新作が発売されました。
商品名にある通り、夏に照準を合わせてさらっとした酒質に仕上げた純米大吟醸生酒です。アルコール度数は、大信州酒造さんの中ではやや低めの設定。それによって日本の夏にマッチする軽快さを身に付けました。濃過ぎず、薄過ぎずの、絶妙さらさらポイントを押さえてあります。
よく冷やして、ストレートでご賞味ください。キレイな香りを鼻で、さらりとした旨味を舌と粘膜でお愉しみいただけます。こういうお酒を呑むと、全身爽やかな気分になれるのだから不思議なもの。まるで体内に打ち水をしたかのような「涼」を得られます。
思い出したのは、昨年の秋に発売されて大好評だった「秋の純吟」。こちらも度数低めでさらっとした仕上がりでした。『もっと暑い時期にあっても良かった』みたいなことを思ったものですが、そういった声をしっかり汲み取って反映していただけたのかもしれません。この夏の、嬉しい新商品です。
・720ml : ¥1500
・1800ml : ¥3000
・規格 : 純米大吟醸生酒
・原料米 : 長野県産金紋錦
・精米歩合 : 50%(自家精米)
・アルコール度数 : 15.2%
・日本酒度 : +2
・酸度 : 1.5
From 甲子屋・五代目 : 22:55 | コメント (0) | トラックバック (0) | カテゴリー [ 日本酒 ]
2010年06月30日
配送料金改定のお知らせ
当店から全国への商品の配送につきまして、料金が改定となりますのでお知らせいたします。
今まで当店ではペリカン便を使って配送をさせていただいておりましたが、7月1日からの業者側の改変に伴い、料金や配送体制が大きく変わることになりました。
なるべく安く、解りやすく、確実に配送が出来るよう、当店としても検討いたしました結果、条件の折り合うヤマト便へと変更することにいたしました。
それでも結果として今までより100円ほど配送料金が上がってしまいますが、何卒ご容赦いただきたく存じます。
新たな料金体系は以下の通りです。
■関東・信越・北陸・中部・東北 : ¥740
■関西 : ¥840
■中国 : ¥950
■四国 : ¥1050
■九州・北海道 : ¥1160
■沖縄 : ¥1260
※いずれも1個口あたりの料金です。
※生酒などでクール便を使用する場合、+210円が掛かります。
なお、コレクト便をご使用いただく場合の「代引手数料」も以下の通り改定となります。
■集金額が1万円未満の場合 : ¥315
■1万円以上〜3万円未満 : ¥420
■3万円以上〜10万円未満 : ¥630
お客様にはご負担が増えることになり大変申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
From 甲子屋・五代目 : 19:36 | コメント (0) | トラックバック (0) | カテゴリー [ お知らせ ]
2010年06月25日
伝心 「稲」 純米生酒
福井県勝山市の一本義久保本店さんより、今年初めて発売となる「夏のお酒」が届きました。通年商品である純米酒、「稲」の生バージョン。瓶に貼られた「生酒」のステッカーと、首に掛けられた「解説書」が目印です。
「解説書」のわけ。それはこのお酒の原料となっている酒米「越の雫」をもっと知っていただきたいという蔵元さんの希望から生まれました。蔵を構える奥越前で発祥したこのお米には、農家さんや蔵元さんの想いと長い年月が込められている、というのが解ります。
「越の雫」で醸されたお酒のキーワードは『潤い・やさしさ・なめらかさ』。過度な自己主張はしないけれど、ふんわりと優しくてなめらかな酒質です。とても素直で、生酒らしい爽やかさも巧く表現されていると感じます。すんなりと染み渡っていくかのよう。
ラベルの質感も相変わらず高いです。ちなみにこのラベル、手触りもすごく良いんですよ。酒質と同様、なめらかです。お値段がお手頃なのも良いですね。少量生産で契約栽培(おそらく)の原料米だと原料費が高くなりがちですが、その点では蔵元さんも頑張った値段設定をしてくれました。「伝心」および「越の雫」を手にとって味わって知っていただきたい、という想いも込められたお酒です。
・720ml : ¥1250
・1800ml : ¥2499
・規格 : 純米生酒
・原料米 : 福井県奥越前産「越の雫」
・精米歩合 : 65%
・アルコール度数 : 15〜16%
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2010年06月24日
八海山 特別純米原酒
昨夏から展開された新潟県南魚沼市の八海山さんの夏のお酒、「特別純米原酒」が今年も入荷済みです。今年はお酒の仕上げ工程を大幅にブラッシュアップ。さらに嬉しいことに、価格も昨年よりお求め安くなりました。
夏の旨さを目指して、辛さを抑えて旨味を引き立たせた酒質。ちょいと強めに冷やした状態でも、ふくよかに旨味が広がります。独特のコクを伴った余韻も、他の八海山のラインナップと一貫したもの。しっかり「八海山している」お酒だなと感じます。
霊峰・八海山の山並みを模したラベルも昨年と変わりませんが、この時期しかお目に掛かれないこの曲線はやはり良いですね。リユース対応の瓶を使用する関係で瓶の色はグリーンですが、それでも視覚的差別化ができていて、しかもささやかに涼を演出できるのはお見事だと思います。
日常的な八海山ファンのお客様はもとより、夏のお酒のエントリーモデル的な感覚で広く手に取っていただけている実感があります。八海山ブランドの強さでもありましょう。「夏のお酒」を口に含んでいただける機会が増えること、嬉しい限りです。
・720ml : ¥1565
・1800ml : ¥3150
・規格 : 特別純米原酒
・原料米 : 五百万石・ゆきの精・山田錦・トドロキワセ
・精米歩合 : 55%
・酵母 : 協会1001・協会1801
・アルコール度数 : 18%
・日本酒度 : ±0
・酸度 : 1.2
・アミノ酸度 : 1.4
From 甲子屋・五代目 : 23:41 | コメント (0) | トラックバック (0) | カテゴリー [ 日本酒 ]
2010年06月22日
杉勇 純米発泡性生酒
今夏もスラリとしたブルーボトルに爽やかさを詰め込んで登場。杉勇さんの発泡性にごりは見た目スッキリ、味サッパリのタイプで毎年ご好評いただいております。
杉勇さんのお酒に貫かれている、派手さの無い落ち着いた旨さ。それが泡をまとうと、また独特の清涼感を演出してくれます。仕込みに用いられる天然水のミネラル分と瓶内発酵による発泡により、言ってみればドライに感じる酒質です。
他のどのお酒にも似ていない味があります。にごり成分の中にはやや原型を留めた米粒も僅かに残っておりますが、グラスに注ぐとそれが泡とともに舞う様もあって、見た目にも涼やか。これはガラス製の酒器で嗜みたいところ。シャンパングラスでも良いですね。
容量・お値段ともにお手頃な夏のお酒。開栓にはちょっとしたコツが必要ですが、難しいことではありません。お気軽に愉しんでみてください。発泡性の日本酒は未体験という方にもお勧めしたい一本です。
※今年は昨年のものよりも発泡が元気です。噴きますのでご注意ください。
※必ず冷蔵庫で保管し、よく冷やした状態で開栓に臨んでください。
※決して瓶を振らないでください。にごり成分はガスの対流で自然に混ざります。
※ご贈答でのご使用はお控えください。開栓時の注意点が伝わらずに人の手に渡ってしまうと、お酒が飛散して悲惨な結果になる可能性があります。
・500ml : ¥1050
・規格 : 純米生酒(瓶内二次発酵による発泡性あり)
・原料米 : 山形県産美山錦
・精米歩合 : 60%
・アルコール度数 : 14〜15%
・日本酒度 : +2
・酸度 : 1.5
From 甲子屋・五代目 : 22:26 | コメント (0) | トラックバック (0) | カテゴリー [ 日本酒 ]
2010年06月21日
陸奥八仙 夏吟醸 中汲み無濾過生酒
涼を誘う外観で、今年も青森県・八戸市から入荷済み。八戸酒造さん謹醸の「夏のお酒」は、スッキリ爽快な吟醸酒です。
アルコール度数は13.8%とやや低め。吟醸酒らしいキレの良さと相まって、軽快に盃が進みます。度数が低いからといっても「薄い」ような感じは一切無し。巧い具合に香りと味がのって、ひたすら爽やかに、呑みやすい仕上がりです。日本酒には珍しく「清涼感」という表現が似合います。
ここ数年、季節限定で展開されるややアルコール低めの日本酒がジワリと浸透してきているように感じます。夏場は特に、その軽やかさが嬉しい季節。普段あまり日本酒を呑まれない方にも、是非味わっていただきたいですね。
・720ml : ¥1418
・1800ml : ¥2678
・規格 : 吟醸無濾過生酒
・原料米 : 青森県産華吹雪・青森県産むつほまれ
・精米歩合 : 55〜60%
・日本酒度 : ±0
・酸度 : 1.5
・アルコール度数 : 13.8%
・仕込水 : 蟹沢伏流水
・杜氏 : 伊藤賢一(南部杜氏)
From 甲子屋・五代目 : 19:14 | コメント (0) | トラックバック (0) | カテゴリー [ 日本酒 ]
2010年06月18日
陸奥八仙 夏どぶろっく
夏の季語といえば、「にごり酒」もまたそう。白濁の成分は原料由来のもので、発酵過程で生成されるビタミン類やアミノ酸も合わさって栄養満点。その昔は夏場の栄養補給源として親しまれていました。
ご覧の通り、たっぷりと沈殿した濁りが旨そうに揺らめきます。濁り具合は濃い目で、口の中ではそれなりに存在感あり。でもそれが後口にまで残るような感じは無く、サラリとした感触で喉に落ちていきます。
「濁り」という言葉そのものは、どちらかというとネガティブなイメージが強いのかもしれません。けれど、旨い濁り酒を呑むとそんなことは全くなくて、むしろ嬉しさが数割アップするような気がするから不思議です。「濁り」ならではの口内の触角や味覚を愉しめるのは、日本酒だからこそ、だと思います。
酵母が生きた状態の生酒で、瓶内発酵をしております。開栓時に噴き出す恐れがありますのでご注意ください。先日開栓したときにはそれほど噴きませんでしたが、条件によっては強烈に化ける可能性がありますので、念の為。
・720ml : ¥1260
・規格 : 純米酒(活性にごり生酒)
・原料米 : 青森県産米
・精米歩合 : 78%
・アルコール度数 : 16%
From 甲子屋・五代目 : 22:46 | コメント (0) | トラックバック (0) | カテゴリー [ 日本酒 ]
2010年06月17日
〆張鶴の梅酒
平年より数日遅れたとはいっても、今年も順当に梅雨入りしてどこか安心している今日この頃。夏の季語にもなっている「梅酒」の新商品が入荷いたしました。
新潟県村上市の宮尾酒造さんから届きましたこちら。ベースとなっているのは、宮尾酒造さんの醸す「〆張鶴」の原酒。漬け込まれる梅は、群馬県産の「白加賀」であります。
口に含むとほのかな甘味。そして梅の酸味のかぐわしい余韻。個性を追求する為の演出はありませんが、真面目な素性の良さを感じます。それはベースとなる「〆張鶴」にも共通する、柔らかい安心感のような魅力です。ストレートでも、ロックでも、ご賞味いただけます。
まだまだ小さな規模の仕込みにつき、入荷量は僅か。次回入荷も未定となっております。
・500ml : ¥1300
・アルコール度数 : 12%
From 甲子屋・五代目 : 11:47 | コメント (0) | トラックバック (0) | カテゴリー [ 梅酒・リキュール ]