圃場(ほじょう)とは、田んぼのこと。大信州酒造さんでは主に長野県内の3つの地区(木島平地区、松本・安曇野地区、八重原地区)で原料米の契約栽培を行っていますが、それぞれの地区には水系や土壌、気候などの特徴があり、それは栽培される原料米の質にも反映されます。同じ品種の原料米であっても、産地によって違いが生じるのは必然。その個性を活かすべく、原料米を産地別で仕込み分けたお酒がこちらの「圃場別仕込み」です。原料米の品種「金紋錦」および精米歩合(非公開)は同じですが、原料米が栽培された地区によってその味わいも違ってくるという奥深さを体感できる、魅力的なお酒になっています。
第一弾は、木島平地区産の原料米を使用したこちらのお酒。モロミを袋に詰めて「槽(ふね)」と呼ばれる機械に敷き詰め、最初に滴り落ちた部分だけを瓶詰めする「雫取り」の技法で仕上げられました。一切の濾過をせず、加熱殺菌も経ていない無濾過生原酒です。
微かにオリが絡み、ほのかな香りが立ちあがります。厚みのある芳醇な旨味で、舌先に甘味を感じる酒質。程良い酸や渋みが調和した複雑な味わいが心地よく、余韻も含めて金紋錦由来の香味をお愉しみいただけます。
木島平地区とは・・・長野県北部の下高井郡木島平村に位置します。樽川と馬曲川に挟まれた扇状地で、山に近く冷たい水が豊富です。昼夜の寒暖差が大きい気候と、この地域特有の粘土質土壌が、弾力ある旨みたっぷりのお米を育てます。
・分類:無濾過生原酒
・原料米:長野県木島平地区産契約栽培金紋錦
・精米歩合:非公開
・アルコール度数:16%
・製造元:大信州酒造(長野県松本市)